MNP精度を使ってキャリアを変更しないのは「メールアドレスが変わるから」というのが大きな理由の一つになっています。
ところがGmailなどのプロバイダやフリーのメールが携帯電話のメーラーで使えるようになると、その理由が一つなくなってしまうのです。キャリアを変更しても問題なくPCや他の携帯電話で使い続けられる訳ですからね。
ユーザ囲い込みの手段を自ら手放してしまうのは、孫さんはよほど自社のサービスや商品に自信があるからなのか、既存のメールサービスに限界を感じているからなのでしょう。
今の所、利用できる端末は
おそらく他社も同じようなサービスを行うはずですので、今使っているキャリアが気に入らなくなったら、メールアドレスを気にすることなくキャリア変更ができるようになります。
また922SHを見た時は、一瞬何かすごそう!って身を乗り出してしまったけど、機能的には他の携帯電話とほとんど変わらない。それなのにQWERTYキーボードを付けることによって「インターネットマシン」という呼び名にしてしまう。
この機種の訴求点を上げるとすればPOP/SMTPメールと電子辞書が使えること?あとはあのキーボードが打ちやすければ購入する人は多いのかも。Xシリーズに比べて携帯電話ユーザは使いやすいだろうしね。1週間くらいお試しで使ってみたいかも。
やっぱり孫さんは商売上手だと感じた新機種発表会なのでした。