米国税関が外国から米国に入国する全ての人が所持するPCに保管されているデータを入国審査時にハードディスクごと丸ごとコピーするという新制度を近く導入する方向で準備を進めていることが15日、英ガーディアン紙の報道により明らかとなった。
ハードディスクを暗号化している場合には、暗号解読用のパスワードの開示を求められることとなる。もちろん、パスワードの開示を拒否することも可能だが、その場合は入国を拒否される可能性などもあり、ガーディアン紙のコラムニストのブルース・シュナイアーさんは、米国に持っていくPCには不必要なデータを保存しないこと、どうしても保存する必要のあるデータで、重要なデータはハードディスクの見つかり難い場所に保管した上で、PGPなどを使って高度な暗号化をかけておくなどの用意が必要だと注意を促している。
原文はこちら
Taking your laptop into the US? Be sure to hide all your data first
原文を読むとどうやら全員のPC内のデータをコピーすると言う訳ではなく、税関にコピーする権限を与えるというものらしい。
また上記記事ではデータを暗号化することや、必要ないデータの削除、USBメモリへのデータを移行すること、ネットワーク上にアップロードしておくことを推奨しています。この権限はPCだけでなく携帯電話やPDA内のデータのコピーや検索も行うことができるようです。
アメリカ出張に行く人やPCを持ち込む人はHDD内や携帯電話のデータには十分注意する必要がありそう。特に仕事のデータはなるべくネットワーク上に保存しておくのがよさそうです。
と言ってもネットワークを流れるデータが検閲されていないという保証はどこにもないですけど。


