と言う訳で再度WindowsPCに登場して頂くことにしました。手順はかなり煩雑ですが、順番に作業すれば失敗はないと思います。
1)iPhoneの設定
・Wi-Fiの設定を完了させておく。アプリのインストールが必要なのでWi-Fi環境下でないと設定が出来ないため。
・Installerから『BSD Subsystem 2.0 Termfix』と『Open SSH』をインストール。HOME画面上にアイコンは現れませんが、インストールは完了しています。
・Settings>Wi-Fiとして接続されているネットワークの横にある『>』アイコンをクリックし、iPhoneのIPアドレスを確認しメモする。
2)Windows PCの設定
・PCはiPhoneと同じネットワークに接続。有線でも無線でもOK。
3)必要なソフトウェアをインストールする
・WinSCPというソフトウェアを下記URLよりインストール。
WinSCP File Downloads
(Multilanguage installation packageを選ぶと日本語で利用の利用が可能になる)
・UIKitを下記URLよりダウンロードして適当な場所に保存。
http://rapidshare.com/files/87656348/UIKit.zip.html
4)iPhoneとPCをWinSCPを使って接続する
・インストールしたWinSCPを立ち上げると以下の画面が表示される。
入力する項目
ホスト名:iPhoneのIPアドレス
ユーザ名:root
パスワード:alpine
その他はデフォルト設定でOK。
5)UIKitをiPhoneに書き込む
・PCからiPhoneへの接続が完了すると、以下の画面が表示される。
(左がPCのディレクトリ、右がiPhoneのディレクトリ)
/System/Library/Frameworks/UIKit.framework/
とディレクトリを辿ると、UIKitというファイルがあるはず。
このファイルをPCのローカルディスクにコピーして保存。
次に3)でダウンロードしたUIKitをドラックアンドドロップでiPhoneに上書き。
WinSCPを終了させる。
6)日本語環境を設定する
・iPhoneを再起動させ、Settings>General>International>Keyboards>Japaneseを選択。
・Asian FontはJapaneseとなっているはずなので設定は変更しない。
・Languageは日本語を選択できなくなっているので、こちらもEnglishのままでOK。
日本語の入力はかなり快適になっています。引っ掛かる感じもなくなったので入力速度もかなり速くなるのではないでしょうか。
しかしこんなに手間が掛かる携帯電話も珍しい。
■参考サイト
Kelly's Personal Island "興味のタネ"