インストールから利用開始まではとても簡単です。ダウンドードしたアプリを携帯電話にインストールして立ち上げると、アクセスポイントを聞いてきますので任意のアクセスポイントを選択しインターネットに接続します。携帯電話の設定はこれで完了。
次にWi-Fi接続したい機器(PCやiPhone、iPod touchなど)からWi-Fiのアクセスポイントをサーチします。するとJoikuSpotというアクセスポイントが現れますのでこれを選択。パスワードなどは特に必要ありません。これで全ての設定は完了しN95を通してインターネットに接続することが可能になります。
Macからの接続
iPhoneからの接続
ルータっぽくMac、iPhoneからの同時接続も可能です。
こうなるとN95がインターネットに接続されてさえいれば、あらゆるWi-Fiが搭載された機器がインターネットに接続することができるようになります。iPhoneもSIMカードを入れることなく、日本中どこでも通話以外の通信は利用できるようになりました。
ここで問題になるのがN95の通信料金です。現状だとモバイルでまともに使える定額制の料金プランを設定しているのはauとイー・モバイルだけ。ただしこの2社はNokiaの携帯電話では利用することができません。ドコモの定額は実質WindowsPC専用なのでこちらもダメ。ソフトバンクは定額制の料金プラン自体を設定していません。
なので現時点ではソフトバンクかドコモを選ぶことになりますが、いずれも従量制課金になってしまいます。
で、期待するのは春に発売予定のX02NKです。X02NKにこのアプリがインストールでき、尚かつアプリでの通信が定額適用になること。これが可能になればX02NKを通して全ての機器から定額でインターネットに接続することが可能になると思われます。
でもこれが実現してしまうと、今までは考えられないようなデータ量が流れてしまうことが簡単に予想できます。今の日本の通信事情を考えれば『いかに定額制をしゃぶり尽くすか』という考え方になってしまうのだけれど、このアプリを使い大量のトラフィックを流すことで将来の自分の首を絞めるだけでなく、他のユーザにまで影響が出てしまうのではないかというのが不安ではあります。
いつまで経っても理想的なモバイル環境を構築するのは難しいと感じるのでした。
NOKIA Nシリーズ、EシリーズやiPhoneが普及すると携帯キャリアの定額データ通信網は持たない気がします。しばらくはWiFiしか手段はなさそうな...
これからもBlog楽しみにしています。
kiyonari
いつもありがとうございます。
キャリアも携帯電話をルータにしてしまうような使い方は想定していないと思います。
こういった使い方が一般化してしまうと定額制は厳しくなるのでしょうね。
X02NKの定額ってどこまでOKなんでしょうね?
ITmedia +Dモバイルの記事だと、「Nokia Web Browser、mixi投稿、GPS、POP3のEメールクライアントは、パケットし放題(定額プラン)のPCサイトダイレクトが適用される」ということだそうですが・・・。
ちょっと微妙な回答ですね。まあそれでも一歩前進だと、私は思いますが。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0802/08/news056.html
実際に使ってみるまでわからないですね。
>こういった使い方が一般化してしまうと定額制は厳しくなるのでしょうね。
iPhone/iPod Touch使うと実感しますね。:-)
LTEで300Mbpsも出るような時代になれば定額あたりまえになるかもですね。
キャリアもトラフィックを使われれば使われるほど損する訳ですからねえ。
と言っても、数年以内には定額制を導入しなければならなくなるのは確かだと思います。
現時点ではノキアが1.7GHz帯対応の携帯電話をリリースしてイー・モバイルで使えたりしたら最高なんですけど。
ちなみにE90は1.7GHzのプロフィールも入っているようですが上下電波の関係でEモバイルでは使えない..なんて話が山根博士中心にありましたよね。
http://gogosmartphone.main.jp/blog/2007/03/off_meetingmmclubsymbiannokia.html
日本の総務省のやった大ポカぶりは一冊の本にできそうです。:-<
こんなに世界がフラットになっているのに、総務省も通信キャリアも10年以上前の考え方なんでしょうね。
もう少し視野を広く持って頂きたいものです。
例えば純粋な海外キャリアを1社放り込んだら、大競争時代になるんじゃない?
それはさておき、このアプリの署名ってどうなっているんでしょうね?
通信している以上、何らかの認証を取っていると思いますが……。
というのは、705NKにY-Browserをインスコできません。理由はお分かりですね。
このアプリも、その時点でアウツって気がします^_^;)。
都合がいいのはキャリアとメーカだけですね。
誰がどこに圧力掛けてこうなっているのか、なんとなくわかりますけど。
GoogleかAT&Tがソフトバンク辺りを買収してくれたりすると面白そうなんですが。
ユーザとしてできることは1円でも安い通信料金で大量のトラフィックを流して目を覚めさせるしかないのかもしれません。諸刃の剣ですけど。
X02NKについてはアプリ制限が緩いのではないのかという憶測が飛び交っているのです。
ですのでもしインストールできたとして、アプリケーションの通信が定額になるのであればキラーアプリになるのかなと思っています。
実際発売してみないとわからないですけどね。
WindowsMobile(HTC Kaiser)から「JoikuSpot」というAPが見えています(Ad-hocモードとして認識されています)。
そして、KaiserからこのAPを選択して接続は出来るのですが、残念なことに、WEBブラウザなどどんなネットアプリでも使うことができませんでした・・・orz
接続してからWebブラウザを立ち上げると、一度JoikuSpot Lightのサイトへ飛ばされます。
真っ黒な背景にGoogleの検索窓があるページです。
そこから好きなページに飛べるはずなのですが…
PCからも接続できませんでしょうか?
JoikuのAPのIPはたぶん、192.168.2.1だと思うのですが、KaiserがJoikuから貰っているIPが25X.xxx.xxx.xxxとなっているので、このあたりが問題なのかもしれません.
PCからはのちほど試してみます。
IP Address 192.168.2.2
Subnet Mask 255.255.255.0
DNS 192.168.2.1
となっています。
おっしゃる通りRouterというかJoikuSpotのアドレスは192.168.2.1です。
KaiserはDHCPでアドレス取得になっていると思うのですが、25〜始まっているのは少しおかしいですねえ。
KaiserのIPアドレスでググればエラーの内容わかるかもしれません。
そこでKaiser側で強制的にKiaserのアドレスを192.168.2.2としたら、アクセスできるようになりました。
機器に相性などがあるんでしょうかね?
う〜ん、どちらにしても原因がわかりません。
Kiaser側でDHCPアドレスを上手く取得できない場合、自動的にLINKLOCALアドレスを割り当ててしまうことがあるようです。
WMの機器を持っていないので検証できませんが、アプリかKiaserのどちらに問題があるのか、PCや他の機器を使って切り分けていくしかないかもしれません。