
Sankei webより
携帯事業参入を断念 新規組のアイピーモバイル
高速データ通信を中心とする携帯電話事業への新規参入を計画していたアイピーモバイル(東京)が、事業参入を断念する方針を固めたことが8日分かった。事業開始に必要な資金が集まらなかったためで、一両日中にも発表する見通し。
アイピーモバイルは近く、割り当てられていた周波数を総務省に返上する方針。これを受けてNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが再割り当てを求める可能性が強く、同省は再割り当てを含めて対応を検討するとみられる。
アイピーモバイルは2002年11月、インターネット関連のコンサルティング会社のマルチメディア総合研究所が中心となって設立。携帯大手が音声通話中心にサービス展開する中で、高速データ通信に特化する戦略を打ち出した。05年11月、ソフトバンクなどとともに総務省から免許交付を受け、2.0ギガヘルツ帯の周波数を割り当てられた。
当初06年10月を予定したサービス開始時期を、今年春に延期。既存株主を引受先に約40億円の追加増資を行ったが、増資後も資本金と資本準備金を合わせて53億円にとどまり、事業開始のめどが付かない状態が続いていた。
05年に総務省から新たな周波数の割り当てを受けた3社では、ソフトバンクが英ボーダフォン日本法人を買収して事業を継承し、周波数を返上。アイピーモバイルが事業開始を断念したため、割り当てられた周波数を使った新規参入は、3月末にサービスを開始したイー・モバイルだけとなった。
資金不足が理由なのは残念です。これでまたキャリア同士の周波数の取り合いが激化するんでしょう。
今頃になって「やっぱり辞めた」って言うのも企業として無責任な感じはしますが…
