2007年02月03日


インセンティブ制度の廃止とSIMロックフリー


日本のキャリアは自社の利益を守るのに必死なようです。

SIMロック解除”で安くもならないし便利にもならない──ドコモの中村社長

現状のままSIMロックを解除した場合、端末と契約回線およびサービスとの関連付けができなくなるため、Eメールの送受信やiモードなどのパケット通信といった、今や基本となったサービスが利用できなくなる。


i-modeメールをEメールと言い切ってしまうのはすごいです。i-modeメールはEメールの技術を使ったキャリアメールでEメールとは別物だと思っていたのですが。

インセンティブモデルの是非、理想論だけで考えないでほしい──KDDIの小野寺氏

ワンセグがこんなに普及するのも、われわれが入れているからで、入れなければ普及しない。コミッション(インセンティブ)があるから(本来は端末価格が高いワンセグ端末を、手ごろな値段で提供しているから)ワンセグが普及している」(小野寺氏)


ワンセグを利用しない大多数のユーザから高い通信料金を徴収して一部のユーザのために使っているのですね。

功を訴えるキャリア、罪を問う構成員──SIMロックの是非をめぐる認識のずれ

NTTドコモの伊東氏は「SIMロックを外すメリットもある。しかし、音声のみ利用できればいいとは言っても、その端末が5万円では売れないと思う。ドコモとしてもSIMロックを外すビジネスモデルも考えてはいるが、いい代案が見つからない。今のビジネスモデルがバランスがとれていると考えている」と反論する。


それは自社にとって一番バランスがとれているだけなのでは。

ドコモが海外に2兆円以上投資しているようですが、海外でのi-modeの契約者数は700万人だそうです。1契約当たりのコストにすると300万円。
i-mode契約者=i-modeユーザではないので実際に使っているユーザはもっと少ないはずです。
当然この2兆円という金額を負担しているのは日本の一般ユーザです。









2007年02月03日14:36 | Comment(0) | TrackBack(0)

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